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せん断角Φ(度) shear angle
せん断角とは、工作物仕上げ面に対するせん断面(切りくずが引きちぎられる面)の傾きの大きさのことです。一般に、
・せん断角が大きくなると切りくずの変形量が小さくなり、切削抵抗が小さくなる。
・せん断角が小さくなると切りくずの変形量が大きくなり、切削抵抗が大きくなる。
ということができます。
せん断角が大きくなると切削抵抗が小さくなります。これは、刃先の摩耗の減少や仕上げ面の表面性状の向上につながることから、せん断角が大きいほど望ましい切削となります。
せん断角を大きくするためには、
・すくい角の増加
・切削速度の増加
などの方法があります。
せん断角について図で確認!
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